「債務者」と「連帯債務者」の違いは?

債務者」とは簡単にいうと、「お金を借りた人」です。

複数の人が共同でお金を借りた時、その返済の義務を、共同で借りた複数の人全員が持ちます。 これを「連帯債務者」といい、債権者はこの連帯債務者の中の1人、または数人、または全員に対して返済を請求することができます。

たとえば、兄弟3人で1千万円の借り入れをした時、債権者はその中の1人に1千万の返済請求をしても良いし、3人の兄弟全員に対して1千万円の請求をしても良いわけです。 逆に、兄弟の中で誰か1人が全額弁済すれば、後の2人は弁済しなくても良くなります。

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