事例17

不動産デベロッパーの口車に乗せられて収益物件を買ったら、数年後に支払いが困難に。

大学を卒業し、大手企業に努めて3年。ある時、不動産デベロッパーから東京のワンルームマンションを買うと、資産になると言われ購入。

数年後、何度か入退去を繰り返しながらも、ローンを支払ってきたが、家賃は年々下落。
当初、販売会社から聞かされていた家賃シュミレーションを下回り、支払いが困難になっていた。

相談者の方は、名古屋市に住んでおり、有効な手立ても打てず、困り果てて住宅ローン相談室に駆け込んだ。

結果 デベロッパーに売却

面談後、破産も視野に入れたいとの事だったので、弁護士さんと無料相談を行った。

債権者との交渉を弁護士さんに依頼し、マンションの販売を住宅ローン相談室で行う事になった。
住宅ローン相談室から、購入先のマンションデベロッパーに連絡した所、残債の金額分で購入したいとの話が出た。
この所、関東や関西の一部では、不動産価格がかなり上昇しており、在庫が不足しているので高く売れる状況にあった。

程なくしてマンションデベロッパーと契約、引き渡しを行い残債は全てなくなった。
今回のような収益物件の場合、現在の投資ブームに乗れば、残債以上で売れる可能性がある事を証明した事例であった。